特捜最前線:よくある質問集

資料関係FAQ

  1. 特捜最前線のCDがほしいのですが、現在でも売っているのでしょうか。
  2. 特捜最前線関係の書籍がほしいのですが、現在でも売っているのでしょうか。

特捜本編関係FAQ

  1. #87「母・殺意のカンバス!」ラストで「オレも絵を描こうかな」という吉野にツッコミを入れた橘の台詞が再放送でカットされていました。なんと言っているのでしょうか。
  2. 最終回「神代警視正・愛と希望の十字架」で歴代刑事の回想シーンがありますが、具体的には何話からのカットを使用しているのでしょうか。

出演者関係FAQ

  1. 特捜のエンディングテーマ「私だけの十字架」を唄っているチリアーノという歌手は、クロード・チアリと同一人物なのでしょうか。
  2. 特捜EDでギター演奏としてクレジットされているルナ憲一について教えて下さい。
  3. 神代課長役・二谷英明が#93〜#109まで出演していない理由は?
  4. 桜井刑事役・藤岡弘が#53〜#102まで出演していない理由は?
  5. 高杉刑事役・西田敏行がレギュラーなのに出演していない回がある理由は?
  6. 滝刑事役・桜木健一が登場当時、なぜか姿を見せない回がある理由は?
  7. 船村刑事役・大滝秀治が#129〜#169まで出演していない理由は?
  8. 津上刑事役・荒木茂の降板理由は?
  9. 吉野刑事役・誠直也の降板理由は?
  10. 高杉幹子役・関谷ますみの降板理由は?

その他FAQ

  1. 再放送で「トルコ」という台詞がカットされてしまうのはなぜでしょうか。
  2. 刑事のことを「デカ」と呼ぶのはなぜでしょうか。
  3. 特捜の劇中で使われていた挿入歌のタイトルが知りたいのですが……。
  4. 特捜の再放送で飛ばされてしまう話があるのは何故でしょうか。

資料関係FAQ

Q01:特捜最前線のCDがほしいのですが、現在でも売っているのでしょうか。

これまでに発売された特捜のCDは3枚あって、そのすべてが現在でも入手可能です。内訳は以下のページ参照。

特捜最前線:CD、音源等データ


Q02:特捜最前線関係の書籍がほしいのですが、現在でも売っているのでしょうか。

これまでに発売された特捜関係書物はほぼ絶版です(2001年現在・2003年に「刑事マガジン」が続刊中、2004年には長坂秀佳の自伝本も予定されている等、今後に期待)。内訳は以下のページを参照。

特捜最前線:書籍、雑誌等データ


特捜本編関係FAQ

Q01:87話「母・殺意のカンバス!」ラストで「オレも絵を描こうかな」という吉野にツッコミを入れた橘の台詞が再放送でカットされていました。なんと言っているのでしょうか。

橘は「お前、バカチョンキャメラにしとけよ」と言っています(情報提供:紅ショウガさん)。ちなみに「バカチョン」という言葉は「バカでもチョンでも」の略で、「チョン」というのは戦前日本において朝鮮人が差別されていた頃の、朝鮮人に対する蔑称です。朝鮮人の能力を不当に低く評価するこのような言葉は、当然現在では差別語として放送禁止となっています。


Q02:最終回で歴代刑事の回想シーンがありますが、具体的には何話からのカットを使用しているのでしょうか。

以下の通りです(情報提供:ごーしーさん、篠さん)。余談ですが、これらのシークエンスに高杉(西田敏行の方)の映像がないのは、シナリオで「高杉」と指定されているところに、演出のミスで幹子の映像を入れてしまったためです。

神代が墓場で回想にふけるシーン

#50 兇弾・神代夏子死す!
(神代、娘を人質に取る犯人と対峙〜神代夏子犯人に突き飛ばされて被弾)

橘・桜井がしみじみと語るシーン

#440 結婚したい女・ハイミスOLの報復!
(時田と杉のやりとりに一同笑う)
#313 父と子のブルートレイン!
(橘、自分の息子を人質に取る犯人を説得)
#366 44,000人の標的!
(桜井、街中をかけまわされる〜ビルの屋上で狙撃されるも防弾チョッキのおかげで事無きを得る)
#166 それは職務質問から始まった!
(紅林主役)
#437 逆転推理・秋の花火のメッセージ!
(時田、スナック裏でユリにヤキを入れているチンピラに手錠を打つ〜宮内洋演じる高級官僚瀬川を自白に追い込む)
#343 職官僚の妻!
(叶、飛び降り自殺しようとする旧友のところへ駆け上がる〜対峙説得)
#465 木曜日の暴行魔・疑惑の単身警官待機寮!
(犬養主役)
#440 結婚したい女・ハイミスOLの報復!
(杉登場)
#488 強殺犯逃亡・アブない道連れ!
(杉、手錠で繋がれたまま犯人手塚と山中を行く)
#480 殺人志願! 少女、18歳の熱い夏
(愛子、梢に平手打ち)

紅林・叶が夜の路頭で語るシーン

#437 結婚したい女・ハイミスOLの報復!
(幹子退職)
#146 殉職I・津上刑事よ永遠に!
(死を覚悟して車を走らせる津上を特命車が追う)
#169 地下鉄・連続殺人事件!
(滝退職)
#435 特命課・吉野刑事の殉職!
(吉野被弾〜一同機動隊を押し退けて吉野のもとへ)
#430 昭和60年夏・老刑事船村一平退職!
(船村、平沼ゲンジに手錠を打つ〜神代と船村、坂を登りながら語り合う)

出演者関係FAQ

Q01:特捜のエンディングテーマ「私だけの十字架」を唄っているチリアーノという歌手は、クロード・チアリと同一人物なのでしょうか。

別人です。

特捜のエンディングテーマ「私だけの十字架」を唄っているのは、ファウスト・チリアーノというイタリア人歌手です(本国では大学で教鞭を取っているという話も……未確認)。特捜の他にも大映の『赤い迷路』のテーマなどを唄っています。ちなみにチリアーノは特捜115話「チリアーノを歌う悪女!」にゲスト出演しています。余談ですが、クロード・チアリはフランス人です。


Q02:特捜EDでギター演奏としてクレジットされているルナ憲一について教えて下さい。

ルナ憲一(現・留奈憲三)は長野県軽井沢生まれ、16歳よりクラシックギターを学び、18歳でテレビの歌番組コンクールに出場。その時審査委員長だった故・古賀政男に認められ、以来古賀政男の弟子を自認する。その後ラジオ番組等への出演を経て『特捜最前線』に楽曲を提供、自らも#195「殺人メロディーを聴く犬!」で流しの青年・水戸部健役として出演する。その後も発声法や津軽三味線等を学びつつ、1994年にはベートーベンの交響曲第5番「運命」とピアノ協奏曲第5番「皇帝」をギター独奏用にアレンジした楽譜を音楽書院から出版するなど精力的に活動を続けている(『日本の四季』ライナーノートより)。

『特捜最前線ミュージックファイルVol.2』(VAP VPCD-81124)に収録されているギターソロの他、『ソロ・ギターによる日本の四季』(コロムビア COCS-14724)にてその演奏を聴くことが出来ます。


Q03:神代課長役・二谷英明が#93〜#109まで出演していない理由は?

二谷英明は1978年12月の北海道ロケ(#97「追跡I・白銀に消えた五億円!」、#98「追跡II・愛と死の大雪原!」)の撮影中スキーで転倒、首の骨を折るという重傷を負い入院を余儀なくされたのですが、4ヶ月の闘病生活の末、奇跡的に回復し無事復帰されました。

ちなみに「追跡I・II」はもともと違う展開の話だったそうで、スタッフはたまたまロケに随行していた長坂秀佳にその時点までに撮れていたシーンを見せ、それを元に話を再構成してもらったのだそうです。


Q04:桜井刑事役・藤岡弘が#53〜#102まで出演していない理由は?

他局で藤岡弘のワンマンショー的企画があり、そちらにチャレンジするため一時降板となりました。その後、二谷英明の怪我で空いた穴を埋めるべく再び藤岡弘に高橋プロデューサーが声をかけ復帰となったそうです。

ちなみに、帰ってきた桜井の性格が変わったのは、「最近の刑事ドラマの刑事は人情刑事が多いから、一人くらい非情に徹する男がいてもいいのではないか」という藤岡弘の提案によるものだそうです。


Q05:高杉刑事役・西田敏行がレギュラーなのに出演していない回がある理由は?

当時の西田敏行は「西遊記」等で人気が急上昇しており、特捜も彼のスケジュールに合わせて撮影をしていたものの、大先輩の俳優を待たせるということに西田敏行自身が耐えられなくなり、しかたなく降板したとのことです。高杉が後ろ向きだったり、体の一部だけ映っているシーンには、当時助監督だった藤井邦夫氏が吹き替えをやっているものもあるそうです(ちなみに他の刑事に関しても、撮影スタッフが吹き替えをしているシーンが多々あるそうです。探してみるのも一興)。


Q06:滝刑事役・桜木健一が登場当時、なぜか姿を見せない回がある理由は?

当時の桜木健一は他に連続ドラマ(しかも海外ロケ)を持っており、その撮影のために抜けていたのではないかと思われます。


Q07:船村刑事役・大滝秀治が#129〜#169まで出演していない理由は?

黒澤明監督の「影武者」に出演するための一時降板です。はじめは3ヶ月の予定だったのが、撮影が8ヶ月にも及んだためにおやっさんの特捜復帰が遅れたとのこと。


Q08:津上刑事役・荒木茂の降板理由は?

荒木茂が時代劇への転向を決めたためで、殉職という形を取ったのは、特捜へ帰ってくる余地をなくすため、あえて荒木氏本人が高橋正樹プロデューサーに申し出たものだそうです。


Q09:吉野刑事役・誠直也の降板理由は?

長く同じ役を続けることへの物足りなさと、一部スタッフとの折り合いから降板することになったようです。殉職編の脚本家に竹山洋を指名したのは誠氏だったそうです。


Q10:高杉幹子役・関谷ますみの降板理由は?

実家の家業を継ぐための降板とのこと。本来、特捜の婦警役には同じ役者を長く使う予定はなかったそうですが、関谷氏は性格がよくスタッフの間でも人気があり、思いがけず長い登板となったのだそうです。ちなみに関谷氏が採用されたのは、「婦警役だから普通の女優はみんなまじめそうな写真を送ってきたのに、彼女だけは水着姿の写真を送ってきたから」(高橋P談)。

関谷さんは特捜降板の翌年にご結婚、旅行代理店を経営されています。現在はそれと並行してベルギーチョコのお店『レオニダス柏店』を始められたそうです。


その他FAQ

Q01:再放送で「トルコ」という台詞がカットされてしまうのはなぜでしょうか。

かつては特定の風俗業のことを「トルコ」と呼んだのですが、1984年に「トルコ」に代わる語として「ソープランド」(和製英語)が作られて、以来「トルコ」は放送禁止用語となりました。

きっかけは、1984年9月にあるトルコ人が「風俗のことをトルコと呼ぶのを止めて欲しい」と厚生大臣に訴えたこと。その後、トルコ大使館等でも問題にされ、結果として風俗業等で検討され、いくつかの候補の中から「ソープランド」と決まったそうです。特捜355話「トルコ嬢のしあわせ芝居!」は1984年の3月放送なので、まさにギリギリセーフで使用できたというところでしょう。ちなみに名古屋テレビの再放送では1984年12月にこの355話が未放送となっています(情報提供:ごーしーさん)。

「トルコ」という名称の由来ですが、もともとは蒸し風呂+マッサージ(女性のサービスのことではない;)をセットにした風呂のことを「トルコ風呂」(もしくは「ローマ風呂」)と呼んでいたのです(回教徒が主としてこのような入浴方法をしていたため)。それが日本では、女性にマッサージさせるという風俗業の名称に転用されてしまったということのようです。


Q02:刑事のことを「デカ」と呼ぶのはなぜでしょうか。

刑事のことを「デカ」というのは、明治時代の警察が制服として着用していた「角袖(かくそで)」をひっくり返して刑事の隠語として使用したのがはじまりと言われています。


Q03:特捜の劇中で使われていた挿入歌のタイトルが知りたいのですが……。

特捜挿入歌リストをご覧下さい。


Q04:特捜の再放送で飛ばされてしまう話があるのは何故でしょうか。

再放送である回が飛ばされる場合、理由はいくつか挙げられます(情報提供:T.Yoshikiさん)。

1. 放送コードに抵触した場合
内容が著しく放送コードに引っかかる場合に再放送で飛ばされることがあります。たとえば「トルコ」等の放送禁止用語を使った場合、普通はその部分の音声を消すことで対処できますが、#355「トルコ嬢のしあわせ芝居!」のように「トルコ」という言葉がサブタイトルに使用され、話の内容からも「トルコ」という言葉を切り離すことが出来ない場合、こういった話は飛ばされるようです。
2. 素材そのものが使える状態ではない場合
特捜は作品自体が古いので、フィルムがすり切れた、破損した等の理由によって、物理的に放送不能である場合があります。
3. 素材の本数が限られている場合
素材の本数が限られている場合は、他の地域で再放送中または再放送の権利が生きている等の理由により、素材を借りることができないことがあります。
4. 再放送期間があらかじめ限られている場合
再放送期間が限られている場合、テレビ局が素材を借りる時点で、内容如何に関わらず何本か抜けている場合があります。また、制作元がセールスしやすいようにあらかじめ何本か抜いておく場合もあるようです。